「すんき漬け」とは木曽地方の赤かぶの茎と葉を乳酸菌で自然発酵させた無塩
の漬物です
また、山深い寒村では塩が貴重だった時代に先祖の知恵が作り出した保存食品
でもあります。
近年の健康志向と自然食ブームにより、複数の植物性乳酸菌を豊富に含む自然
食品として注目されています。
木曽町新開の会場「ふるさと体験館」。
いらっしゃーい。
旧黒川小学校の校舎です。
昭和の頃には子供たちの元気な声が聞こえてき
ました。
あらかじめ発泡スチロールの容器と漬け物用の厚いビニール袋を用意します
(申し込みの際に注文しておくとよろしいです(300円))
すんき漬けの材料は王滝カブの茎と葉が約3kg。
ぬるま湯で洗い、傷んだ茎と葉を取り除きます。
今日は「切り漬け」なので茎と葉を1.5cm〜2cm
くらいの長さに切ります。
カブ菜は長いまま漬けた方が風味豊かで本来の味が
出ますが、初心者向けに切り漬けにします。
また、色付けにカブの首の部分を適宜の大きさに
乱切りにします。
*カブの本体は別に「赤カブ漬け」にします。
指導員さんの用意した「すんきのタネ」約300g。
本来の「すんきのタネ」は前年に漬けた物を低温
保存したり、乾燥保存して適温のお湯で戻したり
して使用します。